公式の解説にダッシュの実装方法が載っているので、これを参考にします。
http://www.silversecond.com/WolfRPGEditor/Guide/PRO_008.html
自作分のキー入力受付を行う処理として、一つのコモンイベントにまとめます。
起動条件は「並列実行(常時)」です。
キー入力受付というコマンドがあります。
キーが押されていた場合は、「コモンセルフ変数」という同一コモンイベント内のみをスコープとする変数にキーを表す整数値が代入されるという仕組みになっています。押されていなかった場合は0になります。
プルダウンで受け付けるキーを限定することができます。ここでは前押さえ中と移動中を判定するため、shiftキー(ここではサブキーと呼ばれている)と方向キーを取得対象とします。
前押さえ中であるかどうかと移動中であるかどうかの判定結果は、別のコモンイベントとして並列実行している尿意の変動処理時に参照する必要があるため、グローバルに参照可能な「通常変数」にフラグとして格納します。
また、前押さえ中の移動速度を下げるため、結果のフラグ格納とは別に移動速度の設定を行います。
イベントコマンドの一つの「イベント制御」の中に「キャラクターの動作指定」というのがあります。色々ありますが、「速度・頻度の指定」で移動速度を変えられます。
続きまして、こちらのコモンイベントの編集は一旦完了して、実装済みの尿意の更新処理を編集します。
前押さえ中であった場合は尿意の増加にマイナス補正を入れます。移動中ではなかった場合、移動中よりもマイナス値は大きくなります。
さて、早速試してみましょう。
あ、ところで利尿度をブーストするテスト用にお茶を設置しました。
尿量250mlを手前に尿意は65%で更に上昇中。
ここでshiftキーを押します。
尿意はどんどん下がっていきます。このまま押さえていれば0%になりそうです。
この状態で移動をしてみます。
普通よりもゆっくりと移動しています。
尿意の変化は一時止まったあと、ゆるやかな上昇に転じました。
再びshftを離してみます。
尿意は急激に上昇し、7秒ほどで100%に達しました。
細かい数値の調整はゲームバランスと相談しながら行う必要がありますが、ひとまず前押さえのあるおしっこ我慢シミュレーターができました。
次回は、HP・SP回復のための独自システムを実装します。
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